こんにちは、COCO志布志です。
先日、「志布志のひな人形展」の会場のひとつである福山氏庭園へ行ってきました。
前回から会場として加わった場所とのことで、今回初めて訪れました。


会場には七段飾りのひな人形が三組も展示されており、その華やかさと迫力に思わず見入ってしまいました。
よく見ると、ひな人形はひとりひとり違った表情をしており、それぞれに個性が感じられます。
その繊細な表情の違いがとても印象的で、どのお人形も素敵でした。



色鮮やかなひな人形を眺めながら、ひと足早い春の訪れを感じることができました。
また、ひな人形だけでなく、歴史ある建物や美しく整えられた庭園もゆっくりと見学することができました。
福山家は、幕末に志布志麓で最上位役職である「噯役(あつかいやく)」を務めた家柄です。
屋敷は背後に山の緩斜面を控え、地頭仮屋と隣接する重要な位置に構えられています。
後世の増改築がほとんど行われていないため、藩政時代の最上級役職の武家屋敷の様子をほぼ完全な姿で今に伝えています。
建造物としても民俗学的にも、非常に価値の高い文化遺産です。
現在は、枡形虎口付の腕木門や主屋をはじめ、廊下でつながる付属屋、土蔵蔵、板蔵、味噌蔵、隠居建物などが残されています。
かつては馬小屋や外便所、井戸などもあったと伝えられています。


庭園は、庭門を入ると築山の前に広い前庭が広がる造りとなっており、武芸の鍛錬場として利用されていたといわれています。
主屋東側と南側に築かれた築山は、海石を含む石組で縁取られ、落ち着いた趣を感じさせます。

「志布志のひな人形展」は、志布志市埋蔵文化センターでも開催されています。
志布志の歴史や文化に触れながら、春の訪れを感じられる催しです。
ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
『第15回 志布志のひな人形展』
期間:令和8年2月10日(火)~3月15日(日)
会場:志布志市埋蔵文化センター(志布志市志布志町安楽41-6)
国指定名勝 福山氏庭園(志布志市志布志町帖6423)
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)
福山氏庭園にお越しの際は志布志小学校隣の市営駐車場(麓駐輪駐車場)をご利用ください。
駐車場から歩いて3分ほど場所にあります。

