こんにちは、COCO志布志です。
先日、志布志市に鎮座する八坂神社へ、初めて参拝してきました。
市街地にほど近い場所にありながら、境内は落ち着いた空気に包まれ、ゆったりとした時間が流れているのが印象的でした。



八坂神社は、毎年行われる「志布志みなとまつり」の前夜祭「おぎおんさあ」の場所としても知られています。
地域の人々に親しまれ、長く受け継がれてきた大切な行事が行われる場所でもあります。
祇園祭は、日本の伝統文化を代表する祭りの一つで、京都の八坂神社の祭礼が特に有名です。
その起源は平安時代にさかのぼり、疫病や災害を鎮め、人々の暮らしを守るための祈りから始まったとされています。
祇園信仰は全国へと広まり、ここ志布志の八坂神社にも、その精神が大切に受け継がれています。
2月21日に行われる安楽山宮神社の市渡祭では、麓にある若宮神社への御神幸が行われます。
その帰路、八坂神社は御旅所として御神輿を迎え、しばし休息の場となります。
また、船磯まで出迎え、若宮神社まで随行するなど、地域の祭事を支える重要な役割も担っています。


旧記によると、志布志は古くより「志布志津」と呼ばれ、上方をはじめ各地との通商船が往来する港町として栄えました。
豪商が軒を連ね、「志布志千軒の町」と口碑に伝えられるほど、市井は大いに繁盛していたとされています。
宝永3年(1706年)2月の文書からは、商業神として信仰された祇園社の存在がうかがえますが、明確な記録は残されていません。
その後、安永6年(1776年)編の文書に「祇園社町下浜辺に有り」と記され、天明3年(1783年)編の『志布志記』には、
町の繁栄と海上安全を願い、祇園社が勧請されたことが記録されています。
慶応2年(1866年)の文書からは、文久2年(1862年)に社殿が改築され、祇園会が盛大に執り行われていた様子が伝わられています。
明治元年に「八坂神社」と改称され、昭和28年には現在の志布志市内へ移転、昭和31年に改築されました。
以降、商工会青年部を中心に「おぎおんさあ祭り」が盛大に運営され、地域の大切な行事として受け継がれてきました。
平成19年の台風により甚大な被害を受け、一時は倒壊の危機に直面しましたが、
平成22年4月8日、現在の地へ移転し、今日に至っています。
歴史を感じながら、志布志の町歩きの途中に立ち寄るのもおすすめです。
静かに手を合わせ、旅の安全や日々の健康を祈ってみてはいかがでしょうか。
志布志駅から徒歩10分ほどの場所にあり、国道220号から行くと踏切があるので通る際はお気を付けてください。
駐車場は神社横にございます。


鎮座地:志布志市志布志町志布志1丁目3133
御祭神:素戔嗚尊(すさのおのみこと)/稲田姫命(いなだひめのみこと)
例祭日:春祭り 2月20日/秋祭り 11月24日