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本日、8月19日は「俳句の日」です。
この記念日は、正岡子規研究家である坪内稔典氏らの発案により、1991年(平成3年)に制定されました。
「8(は)」「19(いく)」という語呂合わせが由来となっており、
夏休み中の子どもたちに俳句を楽しんでもらいたいという想いが込められているそうです。
実は私自身も、夏休みの宿題で俳句作りに頭を悩ませた思い出があります。
さて、ここ志布志市にも俳句にゆかりのある場所があります。
それは、俳人・種田山頭火の句碑です。
志布志駅前に設置されており、訪れた方の目を引く静かな存在となっています。
一きれの雲もない 空のさびしさまさる
自由律俳句で知られる種田山頭火の句は、今もなお多くの人々の心を打ちます。
たった五七五の言葉だけで、心の動きや風景が伝わってくる俳句は、まさに日本文化の奥深さを感じさせてくれますよね。
こうした句碑は、地域の文化や歴史に触れられる貴重な存在です。
皆さまの身近にも、もしかすると俳句にまつわる碑や場所があるかもしれません。
この「俳句の日」に合わせて、ぜひ探してみてはいかがでしょうか。
日常の中にある小さな発見が、きっと豊かな時間をもたらしてくれるはずです。
今後も、地域にまつわる季節の話題や文化をご紹介してまいります。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。