先日、志布志市役所有明支所近くにあります
『志布志市開田の村』へ行ってきました。
蓬原・野井倉の地域で辛い暮らしをしていた農民たちに少しでも良い暮らしをと
開田に尽力された開拓者たちの資料館があります。
馬場藤吉氏、野井倉甚兵衛氏をはじめとした先人たちの苦労や開田の歴史を学ぶことができます。
入口に入ると
ジブリを思わせるような、子供たちが作成した素敵な作品がお出迎え。
その先に進むと資料館へ。
導水路を掘る様子の写真からは、重機などが無かった当時の大変さがうかがえます。
順路を進むと
シラス台地の断層や地形、開田の歴史をまとめた資料が展示されています。
たくさんの農業に関する書物や、施設を訪れた児童・生徒さんからのお手紙が展示されたギャラリーもありました。
農具や生活道具も数多く展示されています。
地元のことをよく知れるとても重要な資料館となっています。
開田の村には
資料館のほかに電気やガスをなるべく使わない生活が体験できる宿泊施設や
導水路を見学できる公園もあります。
こちらも順次ご紹介していく予定です。
豊かな食であふれるこの時代にぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?
◆有明農業歴史資料館(志布志市開田の村内)
【場所】
〒899-7402
鹿児島県志布志市有明町野井倉1530−1
☆志布志市役所 有明支所を目印に
【開館時間】
午前8時30分~午後5時00分
【休館日】
・月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)
・12月29日〜翌年1月3日まで